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PORSCHE Boxster Spyder and 911turbo s

ボクスタースパイダー ロゴマーク


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このロゴマークがとても好きです。

初めて写真で見たときは、全体として、長いかな?と思いましたが、実車が来て、眺めると、その字体も色もバランスも抜群にあっています。

ボクスタースパイダーのネーミング自体も、いろいろと話題にあがりましたが、私は特に気にすることもなく、それより、その車自体の潔さに、ひたすら惹かれていました。

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この後ろ斜め上からの眺めなどはとても気に入っていますが、その時のストリームライナーのラインやリアウイング、そして、ボクスタースパイダーの流れるようなロゴがとてもバランスがいいなと、いつも思って眺めています。



これは986Sボクスターのロゴです。

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スパイダーのロゴに見慣れてしまったせいか、少しさびしく感じます。
しかしこのロゴの中の S という文字、ポルシェが初めて使ったのは、1953年だそうです。

もちろん、スポーツの”S”に由来するこの文字は、ポルシェ・ロゴの中でも独特の意味合いがあるそうです。

ポルシェにはヴァイザッハ研究開発センター内にあるスタイル・ポルシェというチームの中に、”ポルシェを表現するロゴ”の責任者がいるそうです(゜o゜)。

Carreraやturboなどの歴史のあるロゴはモデルチェンジをすることより。ロゴ字体もわずかですが変わっています。

そして、それらの歴史より古い歴史を持つロゴマークが ”S” なのだそうです。

当時この 〝S” という一つの文字は機械で成型できなかったために、職人の手で丁寧に作られていたそうです。

そして、今もある古い資料として、1961年のA4に紙に ”S” の原型のロゴが貼りつけられていて、そこに、当時の筆跡で、”4ミクロン銀メッキ加工、その上から3ミクロン銀メッキ加工を施すこと”と、書いてあるそうです。


音楽でもそうですが、同じ歌を、同じ人間が全く同じ音程で二回歌って、それを録音して、その二つを重ねると全然違うように聞こえます。それは、音の厚みだったり、雰囲気だったり.......。

一度にできることを二度やることによって、違う輝きや、深みを出す.......。これは、あらゆることで、使われる、とても単純で、しかし、意味のある行為です。

色を重ねれば、それは深みになり、物質を重ねればそれは質感になり、言葉を重ねれば、愛になり、愛を重ねれば、それは信用になります.........

^v^).....ちょっと、違う方向に行ってしまいました\(◎o◎)/!



そういうことを、エンブレム一つ、その意味のある、たった一文字のために行う、そういう行為が大好きです(*^_^*)

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今後、ボディ形状の変化で必要に応じて変更があるとしても、それは10分の1ミリメーターの域を超えることはないそうです..........。


ありとあらゆるデータを駆使してデザインされた、ポルシェ・ロゴは開発の最終工程では、実際の車体に取り付け、人工光のない野外でロゴとボディの調和を見極めるそうです。



そこまで、知った上で、ポルシェ・ロゴを見つめてみると、また何か違うものが見えてきそうです.....。



そうそう!!

ポルシェ・ロゴはどうしても、形状上、その隙間にゴミがたまりやすいです!掃除の時は、毛が柔らかい歯ブラシや刷毛で、水をかけながら汚れをかき出してあげましょう!!そのあと水をきちんと拭き取ってください.....。そうすれば、きっといつまでも、誇り高き輝きを保つでしょう........(*^^)v
by porschewbs | 2010-09-10 21:53 | ポルシェ