PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

ボクスタースパイダー カーボンフルバケットシート



ボクスタースパイダーに標準装着されるパーツの中で、特に所有感、満足感を満たすもの、また、走るうえで、フィット感、軽量感、一体感が感じられるパーツとして、カーボン性のフルバケットシートがあります。

新車時のオプションとして、2脚で¥60万、後から頼むと2脚で¥120万という、目ん玉が鼻から飛び出しそうな\(◎o◎)/!、高額商品です!!


b0192199_2094319.jpg



さらに、このシート、通常オプションでは選べない、座面・背もたれ面がアルカンターラ仕様というおまけつきです。

ボクスタースパイダーは、ボクスターSに比べて、¥100万高ですから、普通に考えて、このカーボンフルバケットシート(¥60万)と、19インチスポーツデザインホイール(¥30万)をつけただけの金額になってしまいます。

これに、専用エアロや専用足回り、LSD、ナビ、コンソール、マフラー塗装等を考えても、やはりポルシェAGは、値段設定を間違えたのではないかと思わざるをえません(^v^)。

ここのところ、連発している911の高額特別仕様車の値段設定は、いかがなものかと思います。

まあ、私は非常に満足しているので、大きなお世話かも知れませんが(^_^;)


ところで、ポルシェのシートといえば、レカロ..........と思いますが、最近では全てがそうではないらしいとのことです。

最近では、カレラGT、GT3等のシートはレカロ社からOEM供給されていますが、他のシートは、レカロ社オンリーではないみたいです。

私のボクスタースパイダーのシートは、独CRHオートモーティブ社のハンガリー工場で造られたシートのようです。メイドインハンガリーと書いてありました(~o~)。こちらもシートを造っているメーカーのようです。ただ、レカロ社と関係があるかは解りませんが......。

b0192199_20582745.jpg



一時は全てのポルシェのシートはレカロ社で造られていました。私の中では、スポーツシート=レカロ!また、歴史的にも、ポルシェのシートは、全てレカロ社製かと思っていました。

有名な話ですが、もともとレカロ社は車体メーカーで、もっと遡ると馬車メーカーで、ポルシェの生みの親であるフェルディナンド・ポルシェから、車の生産を請け負ったそうです。

フェルディナンド・ポルシェは、フォルクスワーゲンのビートルを設計したときに、試作を今のレカロ社に造らせ、そのあとに初めてのスポーツタイプのポルシェ356を設計したときに、試作から量産までをレカロ社に委託していたそうです。

そして、911を発表し、生産する時に、レカロ社の車体製造会社をポルシェが買収したそうです。レカロ社は、それを気に、今のレカロ社を立ち上げ、シートの専門メーカーとしてポルシェにシートを全て製造、供給し、さらに、航空会社向けシート部門などを立ち上げながら、現在に至っているそうです。

2006年には、会社生誕100年を数える、老舗ブランドになっています。今となっては、あらゆる自動車メーカーがそのシートをOEM供給されており、他の追随を許さないことは、誰もが知るところです。


話がどんどんそれていますが、西欧における車文化、それにまつわる歴史......やはり日本車と欧州車の違いは、そのまま文化の違いなのかなと思う点が非常にたくさんあることに気づきます。

車のシート一つとっても100年の歴史.......。そこから生まれる経験値、試行錯誤の数々は、想像も及びません。

日本の歴史上、タイヤが付いているものといえば、大八車ですが、せいぜい江戸時代です。しかし、馬車の歴史は紀元前2800年ごろまでさかのぼります。古代メソポタミアの遺跡から、その轍の跡が見つかっており、古代ローマ帝国では戦車による競争がすでに行われていたといいます。

その後の馬車の進化はものすごいものがあったのでしょう。輸送用の馬車、戦車、高速馬車、コンフォートな馬車...........。

300年程度の歴史の大八車が起源の日本車と何千年もかけて進化してきた馬車を起源とする欧州車.........。

日本車はよく頑張ってる(^_^;)!!

私は、日本の道路事情において、移動の手段として乗るならば、日本車がやはり一番いいと思っています。現に私も日本車で行動している時間がとても長いです。信頼性は、もはや世界トップレベルでしょう。静かで、そつのない日本車がとても使いやすいです。


ただ、走ることにおいては、走ることを前提に造られた車には、残念ながらかなわないと思います。そこが、文化の違いでしょうか.......。日本のメーカーは、本気で走る車をつくる気がないのかもしれませんが.......。

本気で造ると¥4000万ぐらいになってしまうみたいですが........(^_^;)



数値より大事なことがあること、生産性を無視してでもやらなければいけないことに気づかないと、それはできない気がします......。
[PR]
by porschewbs | 2010-09-30 21:37 | ボクスタースパイダー | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。