カレラ GT 現る...........
その瞬間は突然に訪れました.............。
最新のポルシェターボ......GT3....カレラS.....ボクスタースパイダー......ケイマン......
最新のポルシェのスポーツタイプの車に....素敵な人たちに出逢い、囲まれて..........
乗る機会にめぐまれました....。
そのことによって、教えられることあり、気づかされることあり.........
たぐい稀な、そのスポーツカーメーカーの片鱗を、垣間見ることができ......
何と幸せな煌めきの瞬間を過ごすことができたのだろうと.........。
ポルシェという車をときめきだけでなく、冷静に見れるようになって来た矢先.........
少しは、心の中で.......
心の中で、ポルシェというスポーツカーメーカーの思想、方向性、技術力を、理解できてきたつもりでいました...........。
息をのむような、そのスタイル、存在感、そして........音....音.....音............。
吹け上がる程に.........心が揺らぐような、心地よいその音色に...........。
トンネルの壁に反射して増幅されるそのエキゾーストノートに........いつまでも聞いていたいその音色に、踊る心を隠せませんでした...........。
そうか........CARRERA GT.........か..........。
CARRERA GT がいたのか.........。
あまりにも遠いその存在は.........認識外でした...........。
人は、考えられないほど大きなことや、遠いところのことは、時として、思考の中に入ってこないのだと.........。初めて気付きました.........。
例えそれが、同じベクトル上の線上にあったとしても..........。
ポルシェが本当に作りたかったのはGT3だったんだと............
ずっと思っていました......。
しかし、カレラGTのアクセルレスポンスを知った今..........
ポルシェが本当に作りたかったのは.............
CARRERA GT だったのか.............
そう思いました...........。そうだと思います.......。
レーシングにおけるあのエンジンの反応の良さは.........あれは........レーシングカーだろう............。
公道を走る車で、レーシング(空ぶかし)で、あんな動きをする針を私は見たことがありません.......。
ガスペダルを煽ると瞬時に針は、シュン!シュン!と反応し、煽った分だけ瞬間的に動きます。
そして、元の位置に瞬時に戻ります............。
世の中には知ってはいけないことがたくさんあるんだなと..........。
羨望の眼差しとは、こういう車に向けられるべきなんだと........。