PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

音速の彼方へ.........

アイルトン・セナ.................

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私は、基本的にはドキュメンタリー映画は好きではありません.............

その性質上.........まとまり感に欠け..........どこかすっきりしないからです............


しかし、この映画だけは見ないわけにはいきませんでした..........


当時の一大ブームだったF1を.........私も含めて、アイルトン・セナの死をもって、見なくなった人も多いのではないでしょうか..................


そのくらい、当時のF1はセナを中心に廻っていましたし、また、ホンダエンジンを要するマクラーレンホンダがダントツに強かったからです...................

そして、天才とうたわれたアイルトン・セナのどこか線の細い、いつも憂いを伴ったその儚い印象が、当時のファンの人の心を鷲づかみにしてはなさなかったからだと思います..........


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その存在がいなくなることで、伝説化することは、どの世界でもよくあることですが、F1界の中では、やはりアイルトン・セナという人物は、本当に稀有な存在だったと思います...........


私は、以前にアイルトン・セナとアラン・プロストが、鈴鹿をそれぞれ単独でF1を走らせているオンボードカメラの映像を見たことがありますが、同じF1ドライバーなのにアクセルの煽り方や、その排気音がまったく違うことに驚きました...........

セナは、本当に、どこでもアクセルを踏み....煽り続けていました..............


今回の映像の中でも、F1二年目にして、ロータスの切符を手にするのですが、2戦目の雨のポルトガルで初優勝し、その後のドライのレースでのひたすらアクセルを踏み続ける、そのドライビング..........

あのスピードで、車体が、右に左に滑るのを、かまいもせずにねじ伏せていく、とび跳ねながら走っているような映像に.........


あの頃、ああいうカリスマの走りを映像を通してですが、ライブで見れたことを幸せに思い、当時を思いだしてしまいました..............


このドキュメンタリー映画は、セナの死へ向けてまとめていっている映画なので、全編どこか暗く、やるせない雰囲気で進んで行くのですが、そんな中でも、アイルトン・セナのその一直線な、かたくなな生き方.........繊細で強い、その一面がよく現されていると思います.............

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当時の、F1界の政治的な圧力やアラン・プロストとの確執を中心に映画は進んで行くのですが、最後の方のセナがインタビューに答えているシーンが、私には、とても印象的でした........


どのドライバーとの走りが一番、記憶に残っているかという質問に、カートのレースで初めてヨーロッパにわたって来た時の、その頃、一緒に走ったドライバーが一番印象に残っていると...........


ただひたすら、レースを........勝つことだけに集中できた、その頃が一番楽しかったと..........



そして、レースである以上、1位にならなければ意味がないんだと......3位や4位ではポイントが取れても意味がないのだと..........


そういう考え方一つとっても、アラン・プロストとは対照的で、そして、そういうひたむきな、それでいて、遮二無二に勝ちに行く姿勢が人々の心をつかんだのではないでしょうか...........



当時、週末に、峠を走り終わってから、夜中に.........いつもその勝ち負けに興奮し、その結果を仲間と語り合った日々がよみがえります.............



いつの時代も、結果を出す人間は強いですね..............

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そして、そういう姿勢は、人々の心にいつまでも残り続けます..............
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by porschewbs | 2011-04-24 00:28 | その他 | Comments(8)
Commented by ひろ at 2011-04-24 11:34 x
あの5月1日の衝撃の日曜日は今でも鮮烈に甦ります。
セナの走りには、孤高の美しさがあります。
セナを語りだすと、熱いものがこみ上げてきます。
セナのいないイモラ以降のレースを見るのは辛かったです。
ドキュメント映画を見て、久しぶりにトールマン、ロータス時代からのDVDを再度見ています。
セナが今生きてたら、F1のオーナーに、いや、たぶんどこかのレースでステアリングを握っていただろうなあ、、、
Commented by porschewbs at 2011-04-24 18:50
ひろさん こんにちは~

そうですね。あのシーンを見た瞬間は思わずかたまってしまいました。
あのセナが........と。その後も、流れる映像を見ていて、目頭が熱くなりましたね。
誰が見ても、圧倒的な速さを身につけていたのに、いつも、憂いをもった表情が印象的で、まさに天才の憂鬱という雰囲気が出ていました。
あの、飛ぶように走る、マシンをコントロール下においている、腕で走らせている感のある走りに、とても惹かれました。
Commented by Hiropi at 2011-04-24 20:22 x
セナのF1マクラーレン黄金時代は故本田宗一郎氏とともに始まり・・終わったと信じて疑わず。

セナをHONDAマシンに乗せる前・・「君はワールドチャンピオンになりたいか?」とセナを中野の自宅に招待した故本田宗一郎氏に・・セナは「なりたい」と答え・・「君をワールドチャンピオンに必ずする」と約束した実話を聞いた時に、セナに勇気を与えている人の存在はとても大きいと感じました。

どうしても勝ちたかったであろうレースで・・セナがカミナリを呼んだ?時に・・セナは天を味方につける能力?があると確信・・代償は大きかったかもしれないと・・謎

セナにはF1村はもとより・・F1村の外でもお会いし会話してますが・・普段のセナは痛々しいほどナイーブでした・・その弱さを乗り越えて勝つセナの姿がファンを魅了していたのかと・・

そんなセナにイタズラばかりして笑わせていたベルガーやマンセルが・・今は懐かしいですね〜w

すいません・・つい・・
Commented by kyutey at 2011-04-24 20:29
ついに購入されましたか!
僕も発売日に購入しました。
僕もセナのPURE RACINGと言ってたあのシーンがとても
印象的でした。
でもはやりセナがクラッシュしたシーンが一番印象的で悲しいシーンですね。。。
またいつか彼のようなドライバーを応援したいですね!
Commented by porschewbs at 2011-04-24 22:03
Hiropiさん こんばんは~

Hiropiさんは、まさに現役でしたものね。我々とは違い、映像を介しててではなく、その雰囲気を知っているのですから、そこら辺の感じ方も、また違うでしょう。
でも、あれほど、F1に興味のなかった人間にも人気があったレーサーは他にいなかったのではないでしょうか?
ブラジルという国が日本にとって、少なからず遠くて、近い国であることも関係していたのかも知れませんね。
Commented by porschewbs at 2011-04-24 22:09
Kyuteyさん こんばんは~
クラッシュシーン......そして、その後のヘリからの空撮で、首が少し動いた後、ピクリともしなくなってしまった映像が忘れられません.......。
ああいうドライバーがいつか現れるのでしょうか.......?
そういえば、私の好きな映画に、スタローンの映画でドリヴンという映画がありますが、その主人公が、まさに、セナのような感じで、描かれていましたね。
Commented by Kaz987 at 2011-04-24 22:26 x
wbsさん
こんばんわ~
当時の日本のF1ブームには、バブルの影響もあってか、素直に受け入れられない部分がありましたが、そんな中セナのひたむきにレースに打ち込む姿勢にチャラチャラしたF1ブームをぐっと引きしめるものがありましたよね。私もセナバカでした・・・鈴鹿でのプロストとのシケインでの接触は実際に鈴鹿で見ていました。また、サンマリノの事故現場も見てきました。ご存じとは思いますが、今でもサンマリノにある彼の銅像のまわりには花やメッセージが途絶えることなく置かれています。
彼の数々のレース名場面の中でも、モナコでのマンセルとの激バトルが今でも感動してしまいます。
Commented by porschewbs at 2011-04-24 23:31
kaz987さん こんばんは~

やはりセナファンですよね(^_^;)....。そうなんですよね。当時は、本当に............。まるで、かつての日本のRV車のブームのように、とりあえずのっかっている人がたくさんいましたよね。でも、本当に車や、レースを好きな人から見ると、その対象に真剣に取り組んでいる人は、また、その姿勢に、人は魅了されてしまうんですよね........。
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