PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

PCCB Install .........Ⅰ kodawari 編





私のボクスタースパイダーにPCCBをInstall するにあたって、視覚的に、何とかしておかなければならない事項が..............


わたくしの中に一つ..............


基本的にこれ見よがしなステッカーや大げさなリアウイングなどを好まないわたくし...........


そして、なるべく統一感をもって、物事を仕上げていきたいわたくし(^^♪...........


ボクスタースパイダーも納車前にサイドの PORSCHE ステッカー をはがしてしまい、サイドダクトはケイマン用に..........

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内装に至っては、パーツ系をキャララホワイトで統一し....................

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基本的には白と黒をベースにして、刺し色に赤を使う.........


カタログモデルのキャララホワイトのボクスタースパイダーがそうであるように、基本的にはその路線を強めて仕上げたいと.........


ポルシェ本家は、遊び心で.........またポルシェフリークの心をくすぐるために、  “ PORSCHE ” の文字をサイドに入れてみたのでしょうが、わたくし的には、本来ブラック仕上げにすべき、リアのディフューザーを、変化を持たせるために、ちょっと塗り分けてみたりしました(^^♪

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色というのは難しいもので、その使い方によっては、どんなに素敵なデザインも台無しにしてしまいます.......


色を入れる場所にもよりますが............

特に色数を増やしすぎてしまうと、そのものの価値をおとしかねません.........


と...........思っています...........


そこら辺は、男の子系は、ついついやり過ぎてしまって........

それを見た女の子系から “ やれやれ ” と思われてしう出来栄えになってしまうことが多く......


いわゆる視覚から入ってくる物事に対するバランス感覚が、男の子は女の子にはかなわないなと、いつも感じてしまいます........




男の子は、いつだって解りやすいのが大好き!!

ゆえに、やり過ぎてしまう(^_^;).........




私のスパイダーの内装も、ドアスピーカーまわりまでキャララホワイトに塗るのをグッとこらえました(^_^;).......


以前にも書きましたが、私は物づくりの世界の真っただ中にいるので、ちょっとしたパーツから大物までの製作や表面処理、コーティングなど、ほとんどのことを思いのままにできる環境にいます........

それは、業界を選ばない、かなり広い範囲の世界です...........


さらに、その世界のプロフェッショナルとしてのできること、やれること、できるけどやってはいけないこと....それは、時間経過と共に朽ちてしまったり、イレギュラーなことであったりと............の間違いのない判断をすることができます.............


ただ、それゆえに、プライベートなことで、一般の人が高額なお金と引き換えにすることを、一切コストを気にせずに、これでもかとその技術をつぎ込んでしまうことができるわけです...........




ですから、何かをやるとき、いつも心の中で唱えていることは、押さえて、押さえて............

決してやり過ぎないようにと............





と............前置きが長くなりすぎてしまいましたが..........



私の車に合わせた場合に、どうしても、バランスを崩しかねないものが..................



PCCBの象徴......................

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イエローキャリパーです.........................



お友達の “ トミタケコ ” ちゃんを筆頭に、多くの人が、せっかくのPCCBなんだから、キャリパーは黄色で行きましょう!と..........



“ トミタケコ ” ちゃんは、わかりやすいことが大好きで...........カッティングシートが大好きで.............いつもやり過ぎてしまう.........通り過ぎてしまうくらい...........


の...........センスを持ったお友達です(^_^;)...............




それでも、その他、結構多くの友人が、もったいないと......PCCBのイエローキャリパーは、ポルシェ乗りのすべての人に解りやすく解らせられる、そして、羨望の的てきなスーパーアイテムだと............



言ってることは、十分に解るのですが.........

わたくし的には、解りやす過ぎることが問題で..................


そこには、バランス感覚などまるでなく...........



じゃあ、刺し色の赤をすべて黄色に変えるか\(◎o◎)/!.....シートベルトも幌の金具も!!!


でも、白と黄色はちょっとな(^_^;).......



そこで、あっさり、背中を押してくれたのが、私の専属メカニックのOさんで............


“ キャリパー、黄色のままなら僕やりたくない(;O;).....だって、かっこわるいもん(;O;)!!.............wbsさんのスパイダーに取り付けるなら、やっぱりレッドキャリパーでしょう(*^^)v!!! ”



と...............




そうだろ(*^_^*)!?..............




さて..........イエローキャリパーに塗装されている塗料の種類とその上に塗る塗料の種類を何にするか........密着と耐久性をどうみようか........PORSCHEの文字、キャリパーレッドの色合わせのクオリティーをどうたもつか........


せっかくなので、プロ仕様を目指して(*^_^*)................





とりあえず、このイエローキャリパー...................

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ブレンボ製で...............


ということは、イタリア製です........................

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私の見たところは、このブレンボキャリパーに施されている塗装の種類は粉体塗装です...........


一般にはあまり知られてはいませんが、ヨーロッパは環境規制がとても厳しいので、ほとんどの塗装は水性系か粉体塗装が好まれて使用されています..........


工業塗装(工場で行う)としての水性塗装は、本格的な設備と巨額のコストがかかるため、パーツ的な意味合いを含めたものは、ほとんどが粉体塗装で行われることが多く、車のパーツではホイールなどがその代表例です...............


さらに、粉体塗料の生産量は、ヨーロッパではイタリアがナンバーワンです...........



粉体塗料は、大まかに、屋外で仕様されるものと屋内用(紫外線に弱い)に分けられますが、今回ブレンボキャリパーに使用されている物はおそらく屋外仕様の塗装だと思われ(これは見た目からは解りません)、そうすると、樹脂としてはポリエステル系、もしくはアクリル系の粉体塗料だろうと.........

そして、使い勝手からポリエステル粉体塗料ではないかと推測してます.............


何故、こんなマニアックなことを書いているかというと、ポリエステル粉体塗料というのはそこに含まれる添加剤などにもよりますが、リコート性(再塗装性)があまりよくなく、しかも、ブレーキキャリパーのような、使用条件が過酷な.........まるでヒートサイクルテストをこれでもかと繰り返されているような劣悪な環境下に置かれる場合、その上から塗装した塗料がのちのち剥がれてしまうケースがあるからです.........


ポルシェセンターなどでキャリパーを塗り替えている車をたまに見ますが、塗り替えた瞬間はいいのでが、時間の経過と共に塗装がはがれたり、色があっていなかったりと.........

本職の車屋さんでも、お店によっては脱脂や目粗しがいい加減だったり、ある塗料で間に合わすことが多いのですから、それも仕方のないことでしょう.........

塗装の世界は、見た目より重要なことが素人には見えてこないことが多いので、また、今回の塗装箇所が、容易に再塗装ができるパーツではないので、慎重に行きます..........




本来ならば、イエローキャリパーの塗装を全部剥がしてから、アルミダイキャスト用の皮膜処理を行い再度、レッドキャリパーの粉体塗料を製作して塗装するのが一番間違いがないのですが........

それもできるのですが、このキャリパー.........ブレーキパッドを油圧で押す部分にシリコンゴムが埋め込まれていて........その部分が表面処理を行う工程の中で、逆に問題になりそうなので..........

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さらに、時間的な制約もあるので、今回は再塗装で行ます.................




再塗装をするにあたって、その塗料に何を選択するのかというのが最重要課題で......


現行の塗装がポリエステル粉体ということを前提に考え、それに対して、パターンを変えて一次密着テストをあらかじめ行っておきます.................

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ポリエステル粉体塗装を施した見本板を作り、その上に目粗しを行ってから、ウレタン塗料、エポキシ塗料+ウレタン塗料、粉体塗料、密着剤+ウレタン塗料...........など、二次密着を考慮して、テストを行います...........


テスト結果はおおむね良好で、一次密着は、ほぼどのパターンでも大差はないように思われました........

目粗しを#400のペーパーで丁寧にあてたことがよかったのでしょう..........


後は、二次密着......1年、2年経っても、塗装のはがれなどがなく、きちんと機能しているか.........

こちらの方がとても重要で.........ブレーキキャリパーのような過酷な状況で酷使されるパーツは、マニュアル通りの塗装でも、後々、不具合が起こることが多そうです.......

それを見越しての色変え塗装です............



そして、今回はPCCBのイエローキャリパーをレッドキャリパーに塗り替えるので、色合わせのために新品の987用のレッドキャリパーを用意します.............

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純正と同じ “ 赤 ” を、確実に出すためにそれを見本として、レッドキャリパー色を調合します.......



今回は、検討の結果、トップコートはウレタン系の塗料できめていくことにしました.........







次に、キャリパーに印刷されている “  PORSCHE  ” の文字です............


一般的には、何らかの理由でキャリパーを塗り替えた場合、そのほとんどが文字については、ステッカー..........いわゆるシールを貼って誤魔化します...........

気が利いたところでも、シールを貼って、その上からクリアー塗装を施す........と言ったところでしょうか.......



時価¥300万円のブレーキを入れるのに............


そんなチープな仕事はできません<`ヘ´>!!


ということで................



メーカーと同じように、シルク印刷でいきます............



wbsワールド全開です(^^♪............ 本物志向の物づくりを目指して............





シルク印刷というのは........ステレオなどのボタンに CD だとか ON だとか USB などと小さな字で印刷されている........あれです..........





ポルシェのブレーキキャリパーに印刷されているのもそれと同じものです...........


インクの種類も多種ありますが、今回は、耐候性に強いタイプで.........


さらに、印刷ですから、 “ 版 ” がいります...............


小学校の時にやった版画の原版のイメージです..................



作っちゃいました(*^。^*)!!!


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せっかくなので、6ポット用、4ポット用、それより一回り小さい PORSCHE 文字、さらに、ステレオの枠に印刷されているものと同じ大きさのもの...........

一度作っておけば、なんにでも、あのクオリティーの高い  “ PORSCHE ” の文字が印刷できます(^^♪............


ステッカーでは、どうしてもチープになってしまうような場所には、全て印刷です(*^^)v..........


スマートフォンや、メタルバックなどにも印刷できるな(*^_^*)..................



これで、ポルシェセンターからも、仕事も受けられます(^^♪............









と...........ここまで揃えて...........................





さて...........


ありったけの愛情を注ぎ込もうか..............(*^^)v
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by porschewbs | 2013-07-28 23:18 | ボクスタースパイダー | Comments(0)
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