PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

PCCB Install ......... Ⅳ insyou 編


PCCBで、攻める...........




PCCB Install 後に、初めてワインディングロードに繰り出します...........

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走りだしの普通感とは裏腹の......

セラミックローターが温まってからのフィールは.................



それは、もう.........反則です.................






ワインディングに繰り出す前に..............

ポルシェセンターでPCCBに交換後まず感じたのは、ステアリングフィールの違いです...........


より軽く反応がよくなったのは、フロント一輪あたりの1.2kg減のバネ下荷重の低減からくるものでしょう.......



その後、高速道路を走行して気になったのは、フロントタイヤの細かい動きでした.....


動き過ぎだろう?.......と思えるほど、どちらかというと、 パタパタ 動くような............

軽すぎる動き........



タイヤの路面への追従性が良過ぎて、それが落ち着かない印象を与えてしまっているのだろうと............


初めからこういうものだと認識させられていれば、受け入れられる範疇のものなのですが、ノーマル状態を知っているだけに、イヤでも比較してしまいます........

初めてポルシェに乗る人には、ノーマルブレーキを装着した時の足の動きのほうが、落ち着いていて、ある種の重さからくる重厚感というかどっしり感があって、質感が感じられるのではないかと.........



この少し軽すぎるのではないかという印象は、ワインディングロードでは一転、全面的に支持してしまうほどのライド感を味あわせてくれるのですが、高速域でのPCCBを取り付けたことによる印象は、ノーマルブレーキ装着時より、おちつかなくなったかなというのうが正直な感想です..............


ボクスタースパイダーの日本モデルのホイールから、アドバンRSに履き替えた時にはそれほど感じなかったことが.........(このとき、すでに一輪あたりバネ下マイナス1kg程の低減です)


さらに、フロント一輪あたりのバネ下荷重1.2kgの低減は、想像以上に足の動きを変えていきます............


高速域では........特に200km/hを越えていく領域などでは、バネ下も軽ければいいというわけではないのでしょう.............



以前に、お友達のRUF子さんのホイールを持ってみたことがありますが、これが思ったよりかなり重い.........

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アウトバーンを前提とした車づくりでは、峠のような速度域のアンジェレーションを含めたコーナーにあわせて車づくりをやっていないのだろうと........


どこまで行っても、万能な車などはなく、そのステージ、ステージにあったセッティングをした車が最高なのだと............


サーキットにGT3が存在するように、峠にはボクスタースパイダーやケイマンRがいるのだと.......



いまさらながらに感じてしまいます................





高速域の印象を胸に、ワインディングロードに..................

ホームコースに...........


ボクスタースパイダー with PCCB を持ち込みます...................


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冷間時のPCCBのフィールは、特に普通のブレーキと同じで..............

普通のポルシェのブレーキ.........(それでも、他の車とは違いますが....)



しかし.........温まってからのこのブレーキシステムの凄さは、言葉では言い表せません.........



いろいろな人が書いているPCCBの事柄とはかなり違う印象です.............



前回の記事で書いておきましたが、PCCBとノーマルブレーキをチェンジするにあたって、ポルシェは、POT数の変更、ローターをより大きく、ブレーキブースターを圧の弱いものへ.....また、コンピュータのセッティングまで変えています...........


我々が、昔、国産チューンドカーで行った、ブレンボのキャリパーとローター、パッドを買ってきて、ボルトオンでつけて、 ハイ!できあがり! というのとはわけが違います................ 


この走りのメーカーは..............

車によって、本当に細かいところまでセッティングを出しています...........


先日も、私の友人がケイマンRの足回りを発注した時に、私のボクスタースパイダーのスプリングが一セット残っているので、使えるだろうと調べてもらうと、ダンパーはもちろんフロント・リア共専用ダンパーでしたが、スプリングは、フロントはボクスタースパイダーと同じで、リアは㎏数が変更されていました.........

とにかく、走りに関してのパーツは、ほとんどが専用チューニングをしてきます........


知るたびに、その走りへの真摯な姿勢には頭が下がります.........





ヒルクライム、ダウンヒルを含めて、70km程走り込みましたが、とにかく暖まってからのPCCBは、どこまで突っ込んで行けるんだ?.............


というくらいの代物です.............


まだいけるか?もう少し.........もう少し...............と........



久しぶりに、コースアウトしてしまいました(^_^;)................



前半................

30km程徹底的に攻め込んでみたのですが、タイヤが完全にたれてきてしまって、それでも夢中になって走っていたら..........グリップがきれてしまいました^_^;.................






私的には、このブレーキシステムの真骨頂は、ダウンヒル時における、ハイスピード領域からの低速コーナーへの飛び込みです.............


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もともと、私がポルシェから離れられなくなってしまった最大の理由は、ダウンヒル時における突っ込み..........突っ込みすぎてしまった時のブレーキのコントロール性の幅........懐の深さです........



私は、ルポライターではないので........さらに、峠を攻めることを前提としたPCCBの選択という観点からしか感じたことを文字にするしかないのですが..........


このブレーキングという行為そのものの..........

この感動を....正確に伝える術が見つかりません(>_<)!!..........


ブレーキング活動をしながら うれし涙 で、前方が曇ります(+o+)...............



危ないだろう(>_<)!!





で.......

お友達のRUF子さんとの間で話題沸騰のスターウォーズコーナーへ.........

怒涛の飛び込みを................





PCCBを武器に................


コーナーを抜けて2速、7600回転手前でシフト.......3速に叩き込んでガスペダルを底まで踏みつけて...........

目の前に迫る低速コーナー直前でフルブレーキングしながらガスペダルを煽って........2速へ...........


通常のブレーキングより完全に奥で........縦方向から横方向へGが変化していく中で、ブレーキペダルを微妙に調整しながらステアリングとタイヤのスライドを進行方向へ同調させていき.............


再度、ガスペダルに足をそっとあてていく.............




感動は、そのコーナリングワールドの前半............




ブレーキペダルから伝わってくるその感触とステアリングから伝わってくるインフォメーションで、コーナリング前半の作業を終わらせる.........


コーナリング後半はタイヤと路面の摩擦やGによる減速を極力抑えるためのガスペダルとの小声での会話になるわけですが................



そのコーナリングを最高なもの..... “ 幸せなコーナー ” にするための一番大切な要素がそのアプローチの仕方ではないかと........


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私のホームコースは、ダウンヒル時の高低差もさることながら、ほとんどのコーナーがHAKONEのような美しい路面ではなく......

ダウンヒル時のハイスピードストレートからの低速コーナーへのアプローチは、コーナー内に生息するアンジェレーションとの戦いでもあります................


その時に、最高の武器になるのが、コントロール性のいいブレーキシステムです..........


ポルシェのブレーキは、文句なくそれに値するブレーキです........


そして、その遥か延長線上にあるのがPCCBです...........


その重量的優位性や摩擦係数の妙、ライフの長さ........どれをとっても、ポルシェのアナウンス上は、ノーマルブレーキの全てをしのいでいるわけですが、私が感動しているのは、ブレーキコントロールをするうえでのタッチ感が、セラミックコンポジットという素材の違いがありながらも...........

そのフィールでさえも、延長線上にあることを感じられるという点です.........



 
“ 確かに ” PCCBのフィールの中にはポルシェの哲学が息づいているわけです.........



物事というのは、洗練されていくと全てのことが安定化へと進んで行きます...........


PCCBは、あらゆる意味で安定しています..............


鋳鉄製のローターよりも軽く摩擦係数の高いセラミックコンポジットローターが、あらゆるリスクを削り取ってくれます...........




一番やっかいな、ダウンヒル時におけるオーバースピードで、コーナーに飛び込んでしまった時のコントロール性さえも安定しています...............突っ込み過ぎた先の.......踏んでいった先の挙動制御をより確実に安心感と共にいなすことができるのがPCCBです...........


単純によく効くとか、高速道路で威力を発揮するとか..........


それよりも何よりも、限界域での抜群のコントロール性と安心感.....横方向のGの中でも安心してスピードを抑え込む力とコーナリング姿勢の適正化を容易に両立させてしまうことができるブレーキが、PCCBです.......


刻々と変わる路面状況やブラインドコーナーを要するワインディングロードでは、特殊なスピード領域で走っていくと、一瞬の判断ミスが命取りになります..............




人間はミスを犯す動物ですが.................


電子制御などとは違う走りの根本をなすものの進化は.........


どちらかというと、人のミスを救ってくれることにもつながるものだと思っています.......


ある種の保険のようなものでもあります.........



このブレーキシステムは、スピードを削りとるという、より高度な装置というだけではなく...............



むしろ “ 速さ ” につながる.... “ 速さ ” に直結する武器だと思います............




さらに、今回ワインディングで走らせて思うのは、その俊敏な路面追従性を持ってしまった足の動きです........


優れた減速能力と軽量化...........


どちらが副産物がわかりませんが..........




ステアリングを通じて掌に伝わってくる........

路面の表情というか.........肌ざわりを.........................



以前にもまして正確にその足周りが伝えてくれます............


これは、もう............. “ 感動 ” です..................



そこでまた目頭が熱くなり瞼を閉じそうになります(+o+)........................



危ないじゃないか(>_<)!!






ブレーキ力とその軽さから来る優位性.............

そして、走るたんびにリアウイングのところで巻く風によって、ブレーキパッドのカスでススだらけのようになっていたリアバンパーが............ほとんど汚れない現実............



このブレーキで............走り始めたばかりですが、絶対的な安定感を身に付けるところまで...........


PCCBで攻め続けてみようと思っています................


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by porschewbs | 2013-08-05 22:36 | ボクスタースパイダー | Comments(0)
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