PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

ゼットンの光と影 ..............





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まるで、セッティングを出しているレーシングカーのように................


ニュルブルクリンク.........


そういうコースだけでタイムを出すように......

だせるように造られたマシーン.......


それが R-35 という “ GT-R ” なのでしょう.............


解り切っていたことだし..............

予想はできていたことですが...........



それでも、TOYO TIRE の坂道 で見せたあの速さは...............

ディープインパクトで................


ASHINOKO SKYLINE で、冷静に分析できるようになれば............


ステージごとの優位性や.........何よりも重量と過給機から来る弱点が、はっきりと見えてきます......

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立ち上がり重視な破壊的な戦闘力をもつターボマシンを相手に戦うならば、後ろを走るより前を走るべきだと.........


後ろを走ると、どうしても前を走るブレーキランプに惑わされてしまいますが、重量級のターボ車を相手にする時は、突っ込み重視のドライビングで行けば勝機は必ずあると............



NAであり...........インフィールドに強く、そして遥かに軽量なミッドシップ.........例えパワー的なハンデがあったとしても、やりようはあると.........


ある程度長い距離を走るワインディングロードの場合、その都度のコーナー、路面、安全マージンを考えると、追走するときの走り方も、前の車に合わせてしまうことが多く..........


しかし、まったくタイプの違うエンジン特性、ラインの違いを持つ車同士の走りならば.......


むしろ、その先を見て走りのリズムを構築していかないと、惑わされてしまいます.........


そして、何よりもハイパワーターボ車は、必ずターボラグがある...........


どんなに緻密に制御されたターボ車でも、NAのスポーツエンジンを積んだ車と走ると、ストリートでさえも必ずそのわずかなラグにジレンマを感じてしまう.........




K氏曰く.............

前を走っている時に、まったく感じなかった、そのターボラグや............

不満要素が............

後ろを走ると、途端に気付かされると.......................




さらに、重量級の車では、絶対に越えられない.........

タイトコーナーが続くセクションでは、そのジレンマはより顕著になります.............





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この日の天界からのMt.Fujiは素晴らしく綺麗で.................

たなびく雲と............

深くたちこめた霧がとても素敵で...................


頂まで駆け上がると..................

自然と、ため息と笑みがこぼれます..................



この日は、ボクスタースパイダーとR-35こと “ ゼットン ” と トムス “ W123 ” の三台体制です.............

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先導車はわたくしのボクスタースパイダーで、もちろん追撃態勢に入っているのは “ ゼットン ” です..........


最後尾から “ W123 ” が気づいた点を後でコメントしてくれます......


あまりのパワー差に...........

あとで、 “ ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ  ” とだけのコメントにとどまってしまいましたが(^_^;).............




全快走行は、憩いの場から天界の頂までの27km弱の区間です............

タイトコーナーから中・高速コーナー、アンジェレーションを伴ったタフなコースで、標高差は約1000mです............


前回の HAKONE走り を参考にすれば、高速ストレートさえ気をつければ、登りでも結構行けてしまうはず.............

そのまま登り切ったとしても、下りでは、負けるはずがないと<`ヘ´>!!!




全てのコーナーを全快走行できなかったのですが、やはり “ ゼットン ” の イケテルところ と イケテナイ ところは、はっきりとしていて...............


登りといえども、TOYO TIRE の坂道 で見せてくれた後姿を想うと精彩にかけます............


登りでさえも、タイトコーナーの続くテクニカルセクションでは、背後から息苦しい息遣いが聞こえてくるようです..........






GT-R ...............


R-32 GT-R は、その時代で日本のみで4万4000台以上販売され...............

その同じ数の人達が、 新車の GT-R という車に酔いしれました.........

我々の世代のスポーツカー好きの人間達の心に最も印象に残った車だと言っても過言ではないでしょう........

それほど、その存在感もパワーも人気も圧倒的なものがありました...........




R-35 GT-R は、3年間で日本だけで6000台ちょっと..........

多分、国内で流通したGT-Rは現在まででも8000台は越えていないでしょう..........


R-35 もインパクトとしては、 R-32 なみの登場の仕方で............

さらに、その動力性能から造り込み、結果を持ってしてもいまだ国産最強............

しかも圧倒的に.......です............


値段が多少高いところもありますが、そこは本気で欲しい人間の心に響けばたいしたことではありません............


それを考えると..........R-32程、愛される車ではなかったのかなと..............



R-32 は、日産のGT-Rファンのみならず、スポーツカーファンのほとんどを虜にしました.........

打倒 R-32 を掲げていた私でさえ、R-32には、特別な思い入れがあります..........


GT-R と言えば、今でも R-32 がすぐに心に浮かんでしまいます.......... 



ニュルブルクリンク 北コースにおけるポルシェターボよりも速いラップタイム..........


それのみの勲章にこだわっていったことは、悪いことではないと思いますが..........



ドライビングの楽しみというのはそういうことだけではないのではないかと..........



“ 愛されない理由 ” がそこにあるように思えます...........



マニュアルシフトを駆使して走るアナログな世界も...........

最後は物理がまかり通るタイヤの世界も........


それは、やはりスポーツドライビングの妙であり........

真髄ではないでしょうか...........



R-32 の時でさえ、弱点は重さでありブレーキだと言われました............

それでも、その当時としては、どのステージでも他を圧倒することができました..........



今は、ある種、性能差が拮抗しています..........


全てのカテゴリーを圧倒するほどの存在はいません.............


そういう意味では、 R-35 という GT-R の存在は、その異質なステージのみでの速さゆえに、日本ではサーキット以外では少々優越感には浸れない車になってしまっているのかもしれません.........


一定以上のスピードにのせられないステージでは、その性能を発揮することができない.......

まして、下りではなおさらのこと...............



日本では、ストリートにおいてニュルブルクリンクのようなステージは、そうそうありません........


そして、そういうコースを走らせられる腕の人間もそうそういない.............



“ ゼットン星人 ” ぐらい狂っている人間がそんなにいたら、世の中は大変なことになってしまいますし(^_^;)............


ある種、特定のウイルスに侵されてしまった人達の一人なのですから.............

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R-35の...............

下りにおける走りも、なかなか渋いものがあります..........

足回りを替えればまだいいのかも知れませんが、その重量ハンデは、どうにもなりません.......



先日、918スパイダーがニュルブルクリンク北コースで6分57秒というタイムを叩きだしました...........

1640kgの重量をもってして、そのタイムは素晴らしい..........



ニュルブルクリンクを走りなれている “ ゼットン星人 ” でさえ、その動画を見て、考えられない速さだと..............



それでも、たぶんそれはそのカテゴリーの速さであって、日本では中・高速域サーキットの世界での速さなのでしょう......




そういう意味では..........

GT3はすごい車なんだなと改めて思ったりもします............


GT3の本当に楽しめる速度域もサーキットレベルの領域ですが、あの車だけは、 “ 本物のGT3乗り ” が走らせたらサーキットでもワインディングでもさすがの領域を見せてくれます.........



ここにきて、PDKのみとなってしまって、重量も重くなってしまいましたが、歴代のマニュアルモデルは、軒並み1300㎏代の車重に抑えているところが本当に素晴らしい............



軽さだけを求めてしまえばいいというわけではありませんが、高排気量の高回転型のNA、1200~1300kgぐらいの車が、わたくしの走らせる範疇では一番ドライバーに優しくて、質感もあるかなと思っています......



今回、R-35と走ってみて...............


“ ゼットン ” を生かせる世界は、サーキットしかないだろう..............


というのが、私の感じたところです................


あらゆる意味で結果を出している車なので、実際走ってみても速いのですが、走っているときのフォルムやイメージ、音がいま一つピンとこない........というところでしょうか......



同じK氏がドライブする車でも “ カレラGT ” や “ チューンド993 ” とは、まったく違った雰囲気を醸し出します............


走り合うと、とても刺激的なのですが、そこに生命感がないような.........


もちろん車は機械なのですが、走らせて生き生きとするオーラを出す車とそうでない車があり........

“ ゼットン ” は、わたくしにとっては、後者にあたる車です..............



車単体としては............

インテリアはあまり好みではなく、エクステリアは個性があって存在感もあり、いいと思います.........

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悪役限定ですが(^^♪、写真映えもして...........

そういう対象としては、素晴らしく様になります(*^_^*)..............



こういう面構えの車に挑まれるのは、俄然燃えてしまいます(*^^)v..........


2013年モデルは熟成の域に達していると、特集を組んでいる記事を読むと書いてたりもしますが、根本的なところは変わっていないので、我々の走るステージでは初期モデルとそれほどの性能差はないでしょう.......


いずれにしても、スピードが乗り続けるような極端なワインディングロードでない限り.........

また、 “ ゼットン星人 ” なみのドライバーがドライブしない限り、我々のステージでは見えなくなってしまうような絶対的速さは出しきれない車だと思います.........




このメーカーが、同じようなシステムのNAであと500kg軽い車でも作ってくれたら、それはまた違う世界を見せてくれる気がしますが..............それも現実的ではありません..........


まだ、当分 “ ゼットン ” とは、走る機会があると思うので、まだまだ新しい発見があるかもしれません(^^♪..................




そう思うと、楽しみはまだ始まったばかりです......................

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by porschewbs | 2013-09-30 21:27 | Another car | Comments(0)
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