自から歩む道を正解に導く.......
いつの間にか..................
山々の樹木が、紅葉とは対照的な美しさを見せつけてくれる季節が........................
それでも今年は、忙しさから解放されない日々を過ごしています.............
載せておきたい話題もたくさんあるのですが、更新する時間が取れない日々が続いています..............
日々の中における少し真面目な話も..................
わたくしの場合.................
仕事は常に忙しく...........
というよりも年々忙しくなっています.......
何故なら、仕事も顧客も加速度的に増えていっているからです....................
それらを単に数的な投資に頼らずに、今いるメンバーでこなすにはどうしたらいいか..................
やるべきことを正確にヴィジョンとして見せる............
先年度は組織として過去最高の売り上げを記録し.............
その原動力となった質の高いモチベーションに伴う生産効率の向上.............
それらを追求していけばいくほど、やらなければならないことが多くなり、守るべきものや注意しておかなければならないことも増えてきます..............
組織というのは、そこにいる人間がきちんと同じ方向を向いてそれぞれがやるべきことを当たり前にこなすことができれば、そうそうおかしな方向には進まないと思っています...........
そして、組織の中の人々を導いていく個々のリーダーたちの意識を一つにまとめ上げていくことができれば、その潜在能力を効率よく引き出すことができ簡単に1割、2割の能率アップを引き出すことができます.............
歯車というのは、一度動き始めれば加速度的にその回転は早まっていき、その勢いを止めないために動力をかけ続ければいつまでもバランスよく動き続けてくれます.........
あらゆる抵抗をいなしながら、滑らかに、そして無理のない負荷をかけ続け、潤滑油を注いでいくことができれば..........
また組織というのは、どこまでいってもあらゆる価値観を持った 人 の集団です ........
100人いれば、100通りの思いがそこにあるわけです.........
100通りの意識を限りなく同じ方向に集中することができれば、集中させるにはどうすればいいかが解れば.........
それこそが組織を強く導いていくための 真理 となるわけです .............
1の力を100の力と比べると、計算上は100の力のほうが、はるかに強いわけです.........
さらにやり方によっては、その力は200、300へと昇華していくことができます............
個々の様々な思いや価値観を同じ方向に向ける術も、それ自体も 人 のなかにあり .........
特別な例外を除けば、人というものはお金や権力のような類のものでは、質の高いモチベーションを維持し続けることはできないと思っています.........
それらを鑑みると、ある種の集団が組織的に動き、成果を上げていくためには、根本的に目に見えない大切なものが必要だと...........
そういうものがこの世の中にはあり、それに気づくことができ、使い方さえ間違わなければ、進む方向は全て光に包まれていくものだと思っています..........
宗教的な意味合いではありませんが.....................
私の言葉は、組織の中のどの立場にいるかで捉え方はは変わってきますが、ここ数年のスパンにおける方向性を見出す取り組みの中で、きちんとした未来が描けるようになってきました................
それは大いなる成果です........
わたくしは、それを
みんなが幸せになる法則
と、呼んでいます(^^♪...................
戦国武将の中でわたくしの一番好きな武将は織田信長ですが..................
本人が本当に言ったかどうかはさておき..............
組織に貢献してくれるのは「優秀な者」よりも「能力は並の上だが、忠実な者」の方だ。
という名言があります.............
これもまた真理ですが、出来る事ならば、その優秀な者にまでも同じ方向を見させたいものです...............
そして、その忙しい日々の中遡ること二季節ほど前...............
この暑さは永遠に続くのではないかと思えるぐらいの夏の盛り.........
毎年............会社訪問にやってくる学校の生徒たち........
20人ほどの生徒たちの訪問を受け、その中から面接を希望して何人かの生徒たちが、秋にわたくしの会社にやってきます........
数年前に縁あってその学校の先生と知り合いになってからというもの................
毎年きちんと夏の一番暑い時に生徒たちが訪れてくれる.......
もともと車関係を目指すその学校の生徒たちは、わたくしの会社を見学しながら、こっちの方向もありかと.........
むしろ、こっちの方が仕事としてはいいかも........
最初から、こうでありたいと..........
などなど..................モノづくりの世界に感化されてそれを目指した子供たちは、目の前の出来事にある種素直にそれを重ね合わせてみることができます................
様々な思いを持って、10代、20代の若者たちが、これからの道を見つけ出そうとしています............
人見知りしない子もいれば、おとなしい子も.........あがり症な子から、頭の回転の速い子まで............
一言、二言、話す中で彼らの中にある可能性を見出そうと..........
私の会社の中には、いくつかの専門的な要素を必要とする技術部門があり.........会話を通して、彼らの中にその専門性をとらえることのできる能力を探っていきます............
彼らとの会話の向こうにこの子にはあれが向いてそうかな......これができそうかな..........
きちんと取り組めそうか、時間がかかりそうか...........
などなど..........
さらに手先の起用不器用を図るための単純なテストを2回ほど行い、直観力と工夫力を観ます.............
と言っても...........
来るものは拒めず....................
よほどのことがない限り..........断る理由も見つからず...............
なんだかんだで、4人も新入社員が来ることになり................................
楽しみな春が来ます(^^♪..............
来ました...............
いつの時代も ❝ 最近の若い者は.... ❞ という言葉を耳にしますが.............
わたくしの場合は、 ❝ 最近の若い者も...... ❞ と素直に思うところがあります..................
いつの時代も、希望に燃える若者は輝いていて............
モノづくりの世界を自ら進んで選ぶ若者は、忍耐力も研究心も豊富に備えています..............
特にここ数年、毎年わたくしの会社に入ってくる若者は、腰を落ち着けて修練に励む若者が多く、頼もしく思えます..........
モノづくりの世界は、実践がものを言う世界なので、経験値や日々の努力無しでは、向上はあり得ません.........
しかし、大枠の礎がありきでこの世界に入ってくることは、何よりも精神的に強いものがあります...........
初めて社会人として世に出てくる若者は、それだけでも環境の変化が著しく、人によっては、プレッシャーに押しつぶされそうになってしまいます............
仕事のイロハが解らずとも、実践に入る前にそれらの基本的な知識があるのとないのとでは心構えから変わってきます............
そういう意味では、私の会社にとってはとてもいい流れができたかなと..............
腕一本で生きていける世界を目指して入ってきた若者たちに、その思いを成就させるための道をきちんと用意してあげることが彼らの志に応えることだと.......
普通に.....誠実に、一生懸命努力してくれば、ある時間を過ごせば組織の中では何かしらそれなりの立場になり、それなりの立場になれば、少なからずある一定の 力 を持つわけです.............
そうなったときに......周りの人よりも 大きな力 を持ったその人は必ずその力を正しく使わなければならないと思っています..............
もし偶然にでも自分が相手にチャンスを与えられる立場にいたならば、自分が少しぐらい無理をしてでも、チャンスを与えられる人間でありたいと.....................
人は一人では生きてはいけないし、どんなに成功をした人間と言えども、それを助け、チャンスを与えてくれた恩人がいるわけです...........
かつてそうした恩恵を受けた人も、歳を重ねてくれば、その恩を返す立場になるわけです.........
世の中には、どこかの ノーベル物理学賞をまるで自分の力だけでとることができたかのようなふるまいをする、勘違い人間もいますが..........
いまのわたくしは、志を持つ若者のささやかな助けになれることができるように.........
40半ばを過ぎたわたくしも少しは社会に貢献をしていけるかなと...................
自ら歩む道を正解に導く.................
口に出すことは簡単で.............
振り返って、自分の人生は、まあまあ正解だったなと....よかったなと思えたとしても、それは常に周りの人々にささえられ続けた故の結果でしかないと.............
そして、誠実に一生懸命に物事に打ち込むことが、その答えを得る唯一の方法ではないかと...........
わき目も振らずに与えられた仕事に一生懸命に取り組む若者の姿に................
その眼差しに................
心打たれる春の日々を....................
忙しさの中過ごしています...........