997 カレラ4S 足回り.........
カレラ4Sのカブリオレや........タイヤ交換のカレラ4Sや.......整備上がりのカレラ4S.........などなど............
しかし、カレラ4Sのカップエアロキットバージョンは.....かっこいいですね(*^_^*).....
ほんのわずかな、幅広のそのリアセクションが、これ以外ないというくらいのラインを決定づけます.............
とても美しく、湾曲した、その沈んで行くラインと、やがて立ち上がる、その立体的なリアウイングのライン構成は.........それは、もう!!
お子ちゃまには、堪りません(>_<)!!
今回、たまたま、4Sの足回りをばらしているところだったので、後学のために眺めていたのですが、4WD形の足回りは、当たり前のように、RR系とは違い、そこにドライブシャフトがあるので、ナックルの形状が、かなり変わっています..........
それは専用設計だものな~................お金かかっているよな~.........
と、思いながら見ていると、ダンパーの形状も、重くなることを極力避けるために、ターボ、カレラ4系は、スプリングを受けるお皿に軽量化のために穴が開けられており、さらに、そこの剛性を出すために、ただ、単に穴を開けるだけじゃなく、型押ししてあるのが解ります...........
こういう場所は、持ち主か、メカニックの人しか見ない場所なので、興味心身です(*^_^*)
持ち主も見てないかも~(^_^;)............
そして、メカニックのOさんが、この車のではありませんが新品のナックルが、近くにある箱に入っていたので、単体で見せてくれました...........
その鈍く光る軽いナックルは、それだけで、美しく...........剛性感にあふれていて...............
そして、軽量化のために、中は中空になっています..............
こういう、ポルシェの、いかにも手間暇かけて、そこに、手を抜かないパーツを見てしまうと........
走りに対する彼らの常識と、日本製のスポーツカーと呼ばれる車達の造りの、その常識の違いに、いつも違和感を覚えます.........
そして、乗り比べることで、その意味が鮮明になっていきます..........
かつて、私が、あれほどいじり倒して、理想に近づけるために努力した、日本製のスポーツカーとの根本的なものの考えかた、作り方の違いに、いつも、ため息が出てしまいます..........
こういうところのパーツ一つとっても、残念ながら、本気感が、全然違うんだなと............
コストから、それを決めざるを得ないのか、それとも、そこまではいいだろうと、たかをくくっているのか........
そして、カタログや一瞬のスペックだけの偽りにだまされていた自分が.....懐かしいです(^_^;)
まあ、そこを通り抜けてきたので、少しだけ解るようになった自分がいるのですが.............
ですから、当時の設計者が、“安いんだから、そんなものだよ”と言われたとしても.........
“そうですね(*^_^*)”と答えるだけです...............
そして、それを解っていく自分がいて..............
高いからとか、ブランドなんてと......目をそらすことなく、きちんと理解しようとすることができて、本当に良かったです..............
私は、本当に、ポルシェを選らばなかったら、今でも、盲目の車好きでした..........
本物を知らずして、ものは語れないし、語るべきではないと...........
たとえ、これで、また、日本車にいくとしても、見るポイントが以前とはまるで違います..........
それでも、そこを納得させる日本製のスポーツカーが出てきて欲しいものです............
先日、知り合いが最新のGT-Rを発注しました.............
いま、唯一と言っていいほど気を吐いている、孤高の日本製スポーツカーと呼ばれるGT-R...........
私は、出たばかりのころの初期のGT-Rしか走らせたことがありません...........
納車されたら、隅々まで、眺めてみたいものです..............
そして........走らせちゃおうっと..............(*^^)v
楽しみです.................(*^_^*)