RUF 3400k Drive .......
飛ばすか.................
ボクスタースパイダーを手に入れてから、いろいろなポルシェ乗りの人達と出会いましたが、いつの間にか走り系の人達ばかりがまわりに残って..........
さらに、生粋の走り好きな人にも恵まれ............
お陰で、日本に一台しかないと言われているRUFの3400Kなどというたいそうな車をドライブできたりするわけです..............
感謝感激です(*^_^*)!...............
高速域を本気で踏むのは初めてなので....................
そうそう、NEWタイヤの皮むきを仰せつかっているのだった^_^;.....................
もともとは295馬力のケイマンSをベースにスーパーチャージャーで武装し、400馬力以上を叩きだす、スーパーケイマン.......販売価格は¥1600万円............
踏み込めば一気に加速していき..........
高速域では、息の長い加速が続く.............
ギア比は変えてないのだろう........................
3速振りきりで170km/h...............
4速で、220km/h弱でシフトアップ.................
5速に叩き込んでも、余裕で加速を続けて行く........................
しかも、その速度までの到達時間が早い.........
5000回転を超えてからの過給がかかった時の速さは、ケイマンの形をしたそのものとは思えません.......
ワインディングでのパワーを叩きつけるような脱出速度も素敵ですが、高速域のこの加速も素晴らしい.......
むしろ、こういうステージの方がこの車向きか..............
さすがに、アウトバーンの国のチューニングメーカー産.........................
真紅のスパイダーに乗った後なので、加速感の違いは段違いで、過給器の分厚いトルクを見せつけてくれます...............
動きとしては、身のこなしの違いが非常に顕著で.............
この場所の唯一の減速ポイントの飛び込み.............
5速、200km/hオーバーから、4速、3速へとシフトダウン........
ターンインのロールの出方がボクスタースパイダーとはかなり違います.........
同じミッドシップでの比較になるので、とても比較しやすく、解りやすい................
巷にあふれるポルシェを語る多くの雑誌が声高に語るのは、いつもボクスターに比べてケイマンは曲げ剛性で2倍だのねじれ剛性が2.5倍だのと剛性ばかりが語られますが、ワインディングなどを走らせていると、剛性の重要性の他にも大切なことはたくさんあったりします..........
ロールの出方や、ステアリングの感応性..........
何よりも大切なことの一つにリズムの構築があったりします..........
ボクスタースパイダーは、標準のボディーより100kg近い軽量化がされているので、それはそのまま、剛性UPに繋がっているわけで......
一概にケイマンSのボディをベースにした3400Kと比べることでの優位性を語るわけではないのですが、ケイマンRとボクスタースパイダーをワインディングで乗り比べた時も一番の違いは身のこなしの違いで.............
足回りのセッティング自体も違いましたが、ロールの出方.......しいては、走らせ方も違うと.......
私の印象では.............
ミッドシップポルシェは入り口から出口まで綺麗に弧を描くようにコーナリングができる類稀なコーナリングマシンだと思います..............
細かい点を紡いで線を描いていくようなコーナリングができます............
911は、ブレーキングとトラクションの2点に集約したような、強烈な点を記して走らせるようなコーナリングをします.............
最近のマルチリンクの熟成は、タイトコーナーなどにおいては、ミッドシップポルシェよりもはるかに上回る路面追従性を見せるまわり方をしたりしますが^_^;...............
話がそれましたが、ケイマンボディの3400Kは屋根がある分、ボクスター系のボディよりも重心が高く、初期ロールの出方が違います..........
ボクスタースパイダーのステアリングをスパッと切って、そのままコーナリング姿勢に入っていくのとは少し違います..........
それでも、比べなければ気にならないというレベルですが...........
ワインディングなどで右に左にステアリングを切って行く動作の中で、重心の低さは、身のこなしをより軽く...ゆり返しの少ないその反応は心地よいリズムを作りだします........
より高い剛性はトラクションをいかんなく発揮させることができ..........動きに対する曖昧さを削れるだけ削りとってくれます......
オープンとクローズのそれぞれの小さな違いは走り込めば走り込むほど、認識することができます..........
ホームコースで比べたりできれば..............
コーナーごとの両車の印象の違いまで、手に取るように理解することができます............
できれば、そうやって比べて......好きな方を選べばいいわけです(*^_^*)...........
私は、先に発売されたボクスタースパイダーを購入してしまったので、選択の余地はありませんでしたが、ケイマンRとの二台体制で行ければ、より濃密な時間が過ごせたかもしれません(^^♪............
実際には、それだけの時間の持ち合わせはありませんが................
今回は ボクスタースパイダー と RUF 3400K の比較をすることができましたが、3400Kに私のボクスタースパイダーの足回りと同じ方向性のケイマンRの足回りを組んでいることで、オープンボディとクローズドボディーの動きの違いを改めて認識することができました..............
話がどんどんそれて行きますが...............
この RUF 3400K ..................
987前期のケイマンSベースで作られていて.............
スポーツクロノは装着されてません...........
レッドゾーンは7300回転からで..........
あと400回点ぐらいまわってくれるともっと楽しい(*^_^*)...............
パワーがさく裂している途中でリミッターが、効いてしまい.........
もうちょっと!!と..........
毎回叫んでしまいます^_^;............
シフトも、ショートシフトに慣れてしまったわたくしは、そちらの方がいいかな..........
パワーは..........これで、十分です(*^_^*)............
タイヤの減りが凄すぎます^_^;............
ワインディング専門にするなら、惜しいですが、RUFホイールを軽量ホイールに変えて、LSD入れて.......
でも、これでも十分だな(^_^;)............
十分にいい車だ(*^_^*)...............
小田厚を飛ばして......芦スカを走らせて.......東名を激走する............
そんなステージには最高な選択ではないでしょうか(^^♪..................................
ポルシェが自ら押さえてきたミッドシップポルシェの憂鬱...........
禁断のオーバーパワーを手にしたスーパーケイマンが..............
“ RUF 3400K ” という車でしょう................
手にすることができる者は、数えるほど.................