眠れぬ夜を過ごしていた .....
ここにきて 真剣に 991 ポルシェターボS を走らせるようになって...............
数十年前に3台.....11年間乗り継いだ 国産ターボモデル のチューニングを振り返ってみたりしている......
当時 チューニング なんてカッコいい言葉が世に出回っていたけれども、要は 改造車 で............
どこまで行っても 闇に紛れて走る アンダーグラウンド な世界の出来事です.....
当時は、今のようにスマホを触って簡単に手に入る情報は何一つなく.........
時代を反映してたくさん出ていたチューニング雑誌からひたすら SW20 の文字を探してスクラップブックにまとめていくという地道な作業の中で真実を見出していくという.................
また、これが当時の花形ではない、どちらかというとマイナーな SW20 というクルマなものだからそれはもう大変な作業で.....
それでもいろいろな雑誌でわずかな情報が取り上げられるとすぐに購入して切り抜き......
集めた情報量は数十ページにわたり...........
いい加減な内容の記事も結構ありましたが................
それをもとに、パーツを揃えて、夜な夜なパーツを組んでいきます................
どうしても 安易にパワーをえられるターボモデルを選択し...............
それでも壊れずに踏んでいけるようにバランスをとって........
レスポンス重視で......
エンジンルームへの空気の入り口と出口の流れを板金でデザインし、作って、ボディ同色で塗装し純正品のように取付を行い......
ミッドシップのためのオイルクーラーの導風板をボディ下部に製作したり、インタークーラーを綺麗に塗装して、エンジンの上に乗っかって、明け方までかかって取り付けたり.......何故かボルトがあまったり(^_^;)....
何よりも、フロントのストロークの足りないこの車のフロントサスペンションのセッティングを出すために、いくつもの足回りを入れ替えて、最終的に当時では出たばかりの全調整式車高調を組んだりと........
当時はブレーキパッドの交換やエア抜き....
ステージごとの足回りのセッティング..............
ほとんどのパーツの交換をずべて自分たちでやっていたので....
それがまた何よりも楽しく.......
マフラーをいくつも試して、触媒抜いてピークパワーを求めた時のシフトダウンで暗闇の中を青白い炎を吹き上げながら駆け抜けていく様は.......
なかなか 素敵でした (^^♪..............
ダークグリーンメタリックの ターボモデル は、とてもお気に入りで.................
そのうち2台がこの色でした..............
ターボモデルは、やろうと思えば、簡単にパワーを出すことができ.............
しかし、簡単に出たパワーは、一気にすべてを蝕んでいき............
周りが何台も車を壊していく中で、耐久性と扱いやすさ..........
ストリートでの粘る足回りをひたすら求めていた....................
それでも、絶対的に 打倒 GT-R を掲げていたわたくしには.............
モアパワーは避けては通れない道で............
いま何よりも足りないのは 時間 以外なにものでもない...........