PORSCHE Boxster Spyder and Cayman GT4

アルファロメオ....エンブレム


先日、アルファーなMy Brotherと話している時に、アルファロメオのエンブレムの話で大いに盛り上がりました...........。

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誰もが一度は目にしたことのある、この独特のエンブレム...........

ヨーロッパ車の中でも、ひときわ目立つ、その存在感のあるエンブレムは、

それだけのために、この車に乗りたいと思わせる、オーラに包まれています。



アルファロメオのエンブレムも、年々変化していき、現在の、派手ではありますが、すっきりとした、いまの形に落ち着いています............

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このエンブレムも、100年の歴史の中で存続してきたメーカーとしての誇りの象徴ですが......

他のほとんどのヨーロッパ車メーカーが、そうであるように、どうしてこのエンブレムになったのか?という言い伝えが語りつがれています.........


アルファロメオのエンブレムは、発祥の地がイタリアのミラノだったために、ミラノ市の市章であった、赤い十字と13世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ家の紋章を合わせ作ったものだと言われています................

そのヴィスコンティ家の紋章が、とても印象的です.............

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ドラゴンがサラセン人を飲み込もうとしている彫刻が、紋章の中に描かれています...........


もちろん、これには、歴史的な意味合いがあり、当時ミラノを支配していたヴィスコンティ家(十字軍)である、大蛇(ドラゴン)がサラセン人(イスラム教徒)を退治しているという、意味合いがあるそうです...........



(余談ですが、あの“羊たちの沈黙”のハンニバル・レクター博士は、ヴィスコンティー家の末裔として描かれているそうです........)



あの辺りの歴史は、一度調べたことがありますが、本当に難しく、また、宗教的意味合いが深く関わっているので、日本の国の常識では、少し考えられないような感覚で、戦いを起こしています..........

仏教国としての日本も、今となってはほとんど信仰心というものが薄れてしまっていますが、ヨーロッパにおける、当時の争いごとの中心は、まさに、宗教ゆえの争いのように思われます.........

そのような歴史的背景から、あの独特なヴィスコンティ家の紋章が作られ、また、それを車のエンブレムにあっさり、とりいれてしまうところが..........すごいなと..........。


そういうような、あからさまに他者の心を逆なでするようなことは、私の知る限り......
日本人の場合は、あまりしません............


しかし、文化人であるはずのヨーロッパの人々が、こと異教徒という観念に基づく思想を唱えると、ああいう絵柄が、堂々と一国の車のエンブレムになってしまうというところが.............


やはり、文化の違いなのだろうかと...........


国が違えば、通ずることもあるが、全く、違う概念で物事をとらえらえてしまうこともあるのだと.........



アルファロメオの100年の歴史を刻んだエンブレムを見て........思いました............。
# by porschewbs | 2011-01-29 21:14 | その他 | Comments(2)